日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 2020
ミュージアム・オブ・トゥギャザー
サーカス
アートへの新しい入り口が開かれる!5日限りのサーカス
[会場]渋谷ヒカリエ 8/COURT (入場料無料)
[開館時間]11:00〜20:00 / 会期中無休
Message(メッセージ)
開催にあたって
この度、日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS(ニッポンザイダン ダイバーシティ・イン・ジ・アーツ)は『日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 2020 ミュージアム・オブ・トゥギャザー サーカス』を開催いたします。本企画は、日本財団と渋谷区が共催で行う『SOCIAL INNOVATION WEEK Shibuya(ソーシャル・イノベーション・ウィーク・シブヤ)』の開催とあわせ、日本財団 DIVERSITY IN THE ARTSが主催する、2020年度に向けた展覧会の幕開けとして実施するものです。
7名の作家によるアート作品が顔はめパネルへと姿を変えたり、動物のような什器に展示されたり、サーカスのように不思議で賑やかな空間で、新たなアートとの出合いをお楽しみください。また、関連プログラムとして幅広い分野からゲストを招き、アートがもつ可能性や多様な社会のあり方について考えを巡らせます。きっと新たなヒントが見つかる機会になることでしょう。世代やコミュニティ、専門性や領域をこえて、あらゆる人が参加する5日限りのサーカスにぜひお越しください。
Artists(出展作家)
展示作家
ミュージアム・オブ・トゥギャザー サーカスでは、福祉施設やアトリエ、個人宅やスタジオなど、さまざまな制作環境から生み出された、作家による作品と、それらを体験できる顔はめパネルの展示などから、賑やかに構成されています。
展示作家:川内理香子、小松和子、清水千秋、ピーター・マクドナルド、古谷秀男、竜之介、渡邊義紘
Event(イベント)
出展作家・渡邊義紘 公開制作
渡邊義紘さんによる切り絵の公開制作。はさみ一つで様々な動物たちを生み出していく姿は圧巻です。作品の制作工程を間近でご覧いただけるこの機会に、ぜひ会場へお越しください。
- 日時
- 9月13日(木) 14:00〜18:00
9月14日(金) 14:00〜18:00 - 入場料
- 無料
- 会場
- 渋谷ヒカリエ8/COURT
- 参加方法
- 申込不要、当日直接会場へお越し下さい。
Talk(トーク)
ミュージアム・オブ・トゥギャザー トーク
複数の切り口からゲストの方々をお招きし、本展関係者と、アートのもつ可能性、多様な社会のあり方について語り合います。また、本展と連携したDIVE DIVERSITY SESSION(ダイブ・ダイバーシティ・セッション)では3名のゲストをお迎えします。
昨秋開催した展覧会は、制作段階からラーニング(双方向の学び)とアクセシビリティ(参加の可能性)を企画の軸とし、“アート”、“アーキテクチャー”、“アクセス・アート・プログラム”の3つの側面から、立場を越えて議論や検証を重ね、開幕を迎えました。ひとつの展覧会づくりの姿を基に、新しいアートを提示する挑戦や、あらゆる場づくり、身近な関係性の再構築など、未来につなぐヒントを一緒に探しましょう。
※今後、随時情報を追加で公開いたします。是非ご覧ください。
※当イベントは先着順による予約申込制となっており、定員になり次第受付を終了させていただきます。
※当日席数に余裕がある場合は会場でのお申込みを受け付けますが、席数に限りがございますので、立ち見でのご案内や入場制限をさせていただく場合がございます。事前にお申込いただいた方を優先してご案内致しますので、なるべくお申込みの上、ご来場ください。
-
9月15日(土) 14:00〜15:10
言葉の本質 -
9月15日(土) 15:30〜17:00
建築とメンバーシップ -
9月15日(土) 17:30〜19:00
アートと寛容性 -
9月16日(日) 14:00〜15:10
多様性の本質 -
9月16日(日) 16:00〜17:10
作品制作について -
9月17日(月/祝) 14:00〜15:10
参加の本質 -
9月17日(月/祝) 16:00〜17:10
展覧会から見えたこと
テーマ:建築とメンバーシップ
建築家の藤本壮介さんを招き、アトリエ・ワンの塚本由晴さんと貝島桃代さんと共に、建築の視点から人をとりまく空間の受容性や居場所について考えます。また、建築とさまざまな社会課題との接点について探ることで、デザインや建築に対するヒント、そして可能性について語り合います。
- 日時
- 9月15日(土) 15:30〜17:00
- 定員
- 60名(全席自由席)
- ゲスト
- 藤本壮介/建築家
- 出演
- 塚本由晴、貝島桃代/アトリエ・ワン
- 参加費
- 無料
- 情報保障
- 手話通訳、文字通訳有り
テーマ:アートと寛容性
2017年に開催した「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展ミュージアム・オブ・トゥギャザー」を牽引したキュレーターと、2020年開催予定の展覧会に向けてバトンを受け取る小澤慶介さんによるトーク。展覧会をつくる3人が、新たなアートに出合い、それを構築することの課題と実験、考え方や鑑賞について語り合います。
- 日時
- 9月15日(土) 17:30〜19:00
- 定員
- 60名(全席自由席)
- ゲスト
- 小澤慶介/アートト代表、インディペンデント・キュレーター
- 出演
- 塩見有子、ロジャー・マクドナルド/[AIT/エイト]
- 参加費
- 無料
- 情報保障
- 手話通訳、文字通訳有り
DIVE DIVERSITY SESSION
テーマ:多様性の本質
渋谷区内で2003年から活動する絵の教室 アトリエ・エーには、ダウン症や自閉症の人を中心にいろいろな方が集まり、豊かな時間が流れています。女優 奥貫薫さんも当初からその場に集うひとり。主宰者である赤荻徹さんと共に“アトリエ・エーにある多様性”をスタート地点として、そこから育まれる関係性や創造の可能性について語り合います。
- 日時
- 9月16日(日) 14:00〜15:10
- 定員
- 60名(全席自由席)
- ゲスト
- 奥貫薫/女優
- 出演
- 赤荻徹/アトリエ・エー主宰
- 参加費
- 無料
- 情報保障
- 手話通訳、文字通訳有り
テーマ:作品制作について
本展の展示作家であり、秀逸な木の葉の動物作品や切り絵作品で国内外に多くのファンを持つ渡邊義紘さん。今回は渡邊さんのお母様もお招きし、作品制作にまつわる様々なエピソードを本展キュレーターが解きほぐします。
※申込不要、当日直接会場へお越し下さい。
- 日時
- 9月16日(日) 16:00〜17:10
- 定員
- 20名(全席自由席)
- ゲスト
- 渡邊義紘/本展展示作家、切り絵作家・ 渡邊仁子/渡邊義紘母
- 出演
- 塩見有子、ロジャー・マクドナルド/[AIT/エイト]
- 参加費
- 無料
- 情報保障
- 手話通訳、文字通訳有り
テーマ:ミュージアム・オブ・トゥギャザーから見えたこと
2017年に開催した「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS企画展ミュージアム・オブ・トゥギャザー」で、ボランティアスタッフとして活躍した三人と、本展のラーニングプログラムに協力するエイブル・アート・ジャパンの柴崎由美子さんによるトーク。展覧会を通して得たことや気づき、また、さまざまな立場や世代からみた、ラーニングの展望を語り合います。
- 日時
- 9月17日(月/祝) 16:00〜17:10
- 定員
- 60名(全席自由席)
- ゲスト
- 上田昂輝/会社員、小寺美卯/大学生、ホンジウン/大学生
- 出演
- 柴崎由美子/NPO法人エイブル・アート・ジャパン代表理事
- 参加費
- 無料
- 情報保障
- 手話通訳、文字通訳有り
Point(この展覧会の見どころ)
本展のみどころ
※ 画像はイメージです。
アートの中に入ろう!
写真を撮って楽しめる参加型のアート展!
会場構成のコンセプトは「サーカス」。カラフルな会場デザインや来場者が展示の一部として参加できる様々なスタイルのユニークな顔はめパネルの展示を予定。子どもから大人まで多くの方々にお楽しみいただける、思わず中に入りたくなるようなワクワク・ドキドキの楽しい空間が広がります。
遊び心のあるにぎやかな会場で作品を鑑賞するだけでなく、この会場でしか体感できない思い出も残していただけます。
ハッシュタグを付けた写真を投稿して
サーカスを盛り上げよう!
Access(アクセス)
渋谷ヒカリエ8/COURT(入場料無料)
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 8階
東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線
「渋谷駅」15番出口直結
JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線
「渋谷駅」と2F連絡通路で直結
会場周辺のバリア情報
Bmapsビーマップでは会場周辺のバリア情報をご確認いただけます。
坂道、おみせの入り口の段差、店内設備・特徴などをご案内します。
About us(私たちについて)
日本財団DIVERSITY IN THE ARTSとは
誰もが参加できるインクルーシブな社会の実現を目指し、日本財団は障害者に関わる事業に多角的に取り組んでいます。そのひとつである「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS(ニッポンザイダンダイバーシティ・イン・ジ・アーツ)」は、アートを通して多様性の意義と価値を広く伝え、越境を導くため、多くの人々が参加者となり、新たな担い手や企てが生まれるよう、東京オリンピック、パラリンピックが開催される2020年に続く未来に向けて展開するプロジェクトです。
2017 年に開催した
ミュージアムオブトゥギャザー展
「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー」は、2017年10月、東京のスパイラルガーデンにて、当プロジェクトとして開催した初の企画展です。
多くの鑑賞者にひらかれた展覧会として、誰でも楽しく、居心地よく過ごせる環境を目指した本展では、障害のある作家や現代美術家、また香取慎吾さんを含む23組の作家による作品、アーカイブ資料や模型など、約500点を展示し、19日間の会期中に約4万人が来場しました。アクセシビリティに配慮した会場づくりに力を入れ、スロープを設けるなど、会場の既存の空間を使いつつ、アクセシブルな展示を実現させ、さまざまな視点や感覚で展覧会を楽しめる工夫をこらしました。
Credit
クレジット
主催:日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS /
特別協力:渋谷区 /
後援:一般社団法人渋谷未来デザイン、一般財団法人渋谷区観光協会 /
監修:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
キュレーション:ロジャー・マクドナルド、塩見有子/[AIT/エイト] /
会場デザイン:長岡
勉/POINT /
施工・デザイン協力:アラキ+ササキアーキテクツ /
展覧会グラフィック:岡本 健/岡本健デザイン事務所 /
ラーニング協力:NPO法人 エイブル・アート・ジャパン
協力:社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房、WAITINGROOM、一般財団法人たんぽぽの家、社会福祉法人わたぼうしの会、アトリエ・エー、社会福祉法人大和会 大和高原太陽の家(順不同)
Contact
お問い合わせ
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-6 神保町サンビルディング4階
一般財団法人 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS
TEL:03-5577-6627 FAX:03-5577-6628
MAIL:info@diversity-in-the-arts.jp
平日9:00-17:00