第2回:私らしさと向き合う
誰もが自分らしさを表現できる環境づくりが求められている昨今。第2回ではファッションやスポーツ、おもちゃなど、身近なさまざまな物事を通した、私らしさとの向き合い方についてお話していきます。
今回話題にあがった事例……bottom’all、SOLIT!、Bethany Williams、Will & Well、FABRIC TOKYO 渋谷MODI、Learning Disability Super League、Multiform、にぎやかサウンド 黒ひげ危機一発、グラマなど
以下の音楽配信サービスにてお聞きいただけます。
視聴する:ラジオ全編通し
前編・中編・後編での再生は、以下からご視聴ください。
前編:オープニング〜セットリスト紹介(1)
中編:セットリスト紹介(2)
後編:セットリスト紹介(3)〜エンディング
PDFまたはTXTで読む:ラジオ全文原稿
各エピソードを文字で読みたい方は、以下よりダウンロードください。
内容紹介
ラジオでは、こんな話をしています!
(※記載している時間は、フルサイズ視聴の場合の目安時間です)
インクルーシブなプロダクト開発(11分32秒より)
機能に執着するあまり、誰が協力しても結局同じような答えになっちゃう難しさを感じていて。機能ももちろん大切。だけど、その奥にある使う人の気持ちや想いも含めて、形のアイデアを生み出せるといいと思うんだよね。
寝っ転がって全身が見られる試着室(14分34秒より)
少し前にFABRIC TOKYOさんが渋谷MODIにある店舗をバリアフリー化して、試着室が注目されていたんだよね。車椅子でも入れるし、天井にも鏡があって、寝っ転がって全身が見られる。
視力が悪い人のメガネ選びの話(15分50秒より)
メガネを買うとき、以前は鏡の前で試着していたんだけど、試着用メガネには度が入っていないから、ほぼ見えなくて(笑)。アプリでバーチャル試着ができるようになってから、メガネ選びが楽しくなった。
スポーツ用具とアイデンティティ(18分27秒より)
アフリカンヘアー用のスイミングキャップが大会で承認されたニュースを見て、髪型の表現そのものにアイデンティティがある国や文化がたくさんあることに気づいたんだよね。その尊厳を守る意味で重要なトピックだなと。
ゲートボールに革命を起こしたおじいちゃんの話(23分39秒より)
地域のゲートボールで下手な人が怒鳴られたり、いじめられたりして部員が減っていったとき、「これはまずい、やり方を変えよう!」と思ったうちのおじいちゃんは、上手い人と下手な人を近づけるオリジナルルールをつくったんだよね。
敵味方の関係が曖昧になるスポーツ(31分46秒より)
Studio Fontanaが2019年にはじめた「Multiform」は、体育やスポーツをいろんな問題や可能性を孕んだ題材として捉えたときに面白いなと思った事例のひとつ。ゲームが進行するにつれて、勝ち負けの線引きや敵味方の関係が曖昧になっていくルールやユニフォームデザインが面白い。
インクルーシブデザインを実践する際の心構え(50分00秒より)
(デザイナーは)「上から目線だ!」と感じさせてしまわないためにも、どういう手続きを踏むのか、どんな人たちの声を反映しているかについて、より自覚的でいる必要があるってことだよね。
お便り大募集!
RADIO インクルホイ!では、取り上げてほしい事例やインクルーシブデザインにまつわる疑問や質問を募集しています。ぜひお気軽にお送りください。