日本財団 DIVERSITY IN THE ARTSは『日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 2020 ミュージアム・オブ・トゥギャザー サーカス』を開催いたします。本企画は、日本財団と渋谷区が共催で行う『SOCIAL INNOVATION WEEK Shibuya(ソーシャル・イノベーション・ウィーク・シブヤ)』の開催とあわせ、日本財団 DIVERSITY IN THE ARTSが主催する、2020年度に向けた展覧会の幕開けとして実施するものです。
7名の作家によるアート作品が顔はめパネルへと姿を変えたり、動物のような什器に展示されたり、サーカスのように不思議で賑やかな空間で、新たなアートとの出合いをお楽しみください。また関連プログラムでは、作家の小野正嗣 さん、建築家の藤本壮介 さん、女優の奥貫薫 さん、横浜美術館館長の逢坂恵理子 さんなど幅広い分野からゲストを招き、アートがもつ可能性や多様な社会のあり方について考えを巡らせます。きっと新たなヒントが見つかる機会になることでしょう。世代やコミュニティ、専門性や領域をこえて、あらゆる人が参加する5日限りのサーカスにぜひお越しください。
【関連イベント】
出展作家・渡邊義紘 公開制作
日時:9月13日(木) 、14日(金) 各日14:00-18:00
会場:渋谷ヒカリエ 8/COURT
入場無料/参加申込不要
ミュージアム・オブ・トゥギャザー トーク
多彩な分野からゲストの方々をお招きし、本展関係者と、アートのもつ可能性、多様な社会のあり方について語り合います。また、本展と連携したDIVE DIVERSITY SESSION(ダイブ・ダイバーシティ・セッション)では3名のゲストをお迎えします。
昨秋、青山・スパイラルで開催した展覧会では、企画段階からラーニング(双方向の学び)とアクセシビリティ(参加の可能性)を企画の軸とし、“アート”、“アーキテクチャー”、“アクセス・アート・プログラム”の3つの側面から、立場を越えて議論や検証を重ね、開幕を迎えました。今回もひとつの展覧会づくりの姿を基に、新しいアートを提示する挑戦や、あらゆる場づくり、身近な関係性の再構築など、未来につなぐヒントを共に探ります。
日時:9月15日(土)〜17日 (月/祝)
会場:渋谷ヒカリエ 8/COURT
入場無料/全席自由席
情報保障:全セッション手話通訳、文字通訳あり
『DIVE DIVERSITY SESSION 言葉の本質』
日時:9月15日(土) 14:00-15:10 (定員60名)
ゲスト:小野正嗣/作家、立教大学文学部教授
出演:ロジャー・マクドナルド、塩見有子/[AIT/エイト]
『建築とメンバーシップ』
日時:9月15日(土) 15:30-17:00 (定員60名)
ゲスト:藤本壮介/建築家
出演:塚本由晴、貝島桃代/アトリエ・ワン
『アートと寛容性』
日時:9月15日(土) 17:30-19:00 (定員60名)
ゲスト:小澤慶介/アートト代表、インディペンデント・キュレーター
出演:塩見有子、ロジャー・マクドナルド/[AIT/エイト]
『DIVE DIVERSITY SESSION 多様性の本質』
日時:9月16日(日) 14:00-15:10 (定員60名)
ゲスト:奥貫薫/女優
出演:赤荻徹/アトリエ・エー主宰
『作品制作について』
日時:9月16日(日) 16:00-17:10 (定員20名)
ゲスト:渡邊義紘/本展展示作家、切り絵作家、渡邊仁子/渡邊義紘母
出演:塩見有子、ロジャー・マクドナルド/[AIT/エイト]
『DIVE DIVERSITY SESSION 参加の本質』
日時:9月17日(月/祝) 14:00-15:10 (定員60名)
ゲスト:逢坂恵理子/横浜美術館館長
出演:柴崎由美子/NPO法人エイブル・アート・ジャパン代表理事
『ミュージアム・オブ・トゥギャザーから見えたこと』
日時:9月17日(月/祝) 16:00〜17:10 (定員60名)
ゲスト: 上田昂輝/会社員、小寺美卯/大学生、ホンジウン/大学生
出演:柴崎由美子/NPO法人エイブル・アート・ジャパン代表理事
<DIVE DIVERSITY SESSION>とは
“本質”をテーマに、様々な立場からお招きした有識者による多様な社会の可能性を探求するトークセッション。それぞれの専門分野における「本質的な価値・意味」と向き合うことで、登壇者の日々の活動の根源に迫り、新たな景色を描くために欠かせないトップランナーのアクションとは何かを考えます。渋谷ヒカリエ会場では、本展とのコラボレーションセッションを3つ開催。展覧会関係者が聞き手となり3名のゲストをお迎えします。