2018年5月、福井県・若狭町 に新しい美術文化を発信する拠点として美術館がオープンしました。主に障害者によるアート作品、子どもによるアート作品、現代美術等の作品を展示し、風土、男性、女性、年代なりに表現される個のリアリティの独自性を高く評価し合う、新しい共生社会の構築を目指す美術館です。
オープニング企画:「きらりアート6人展」(1F企画展示室)
出展作家は6人とも若狭地域に暮らし、若狭ものづくり美学舎きらりアート部で制作しています。また6人とも、平成22年から毎年開催されてきた「公募 きらりアート展」で大賞などを受賞しています。
出展作家:田中鉄也 、坪内一真 、武田千香 、中西軍治 、江戸雄飛 、田中さかえ
【同時開催】
特別展示:「現代美術」(2F特別展示室)
1960年代末から70年代にかけて、最小限(ミニマム)まで切り詰められた美術、ミニマリズムを中心に現代美術が盛り上がり、新しい空間が提示されました。当時の日本の美術界の最前線で活躍した作家たちの作品を展示します。
出展作家:齋藤義重 、高松次郎 、李禹煥 、川端実 、白髪一雄 、菅木志雄 、久野真
特別展示:「子ども美術」(2F特別展示室)
自然とのかかわりを重視した、自由で豊かな環境の中で「感じる」ことと「表わす」ことを絶え間なく繰り返す、子どもたちの世界は「アート」そのもので、感覚総体のリアリズムです。「生きている喜びのかけがえのない痕跡」でもある作品を展示します。