京都・亀岡市にある障害者支援施設〈みずのき〉で、創立5年目から行われてきた絵画教室(1964年〜2001年)。ここで、自らも画家であった西垣籌一氏による美術教育のもと、生み出されてきた数々の作品を収蔵・展示し、その魅力を発信していくことを目的に、2012年に開館したのが〈みずのき美術館〉です。
本展覧会は、みずのき美術館のビジュアル・アイデンティティを手がけたアートディレクターでグラフィックデザイナーの菊地敦己氏と、グラフィックデザイナーの大原大次郎氏をゲストに迎え、「飛ぶ絵」をテーマに企画されています。
ホームパーティのように、ゲストがそれぞれに持ち寄った作品や、その場にインスパイアを受けて制作された作品などを展示。一つの空間で、出品者一人ひとりに内在する世界観が交差し、関係し合うことを目指しています。多様な方法で展示された作品たちが、新しい出合いや発見をもたらしてくれるかもしれません。
暖かな春が訪れ、心地の良い風が吹く京都の亀岡市に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
*トークイベント、ワークショップなどの関連イベントの情報は、みずのき美術館のホームページ、及びSNSよりご確認ください。
みずのき美術館:www.mizunoki-museum.org
【展覧会情報】
タイトル:「HOME PARTY 04 飛ぶ絵 -みずのきと大原大次郎と菊地敦己-」展
会期:2017年3月18日(土)~6月25日(日)
会場:みずのき美術館
住所:〒621-0861京都府亀岡市北町 18
入館料:3月18日〜3月31日:無料
4月1日以降:一般400円 / 高大生200円 / 中学生以下無料
開館日時:水曜日〜日曜日
10:00-18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日・火曜日(但し祝日の場合は開館)
主催:きょうと障害者文化芸術推進機構(京都府)、みずのき美術館
※本事業は京都府アールブリュット都ギャラリ−設置事業の一環で開催しています。