障害(バリア)から価値(バリュー)へ。障害、性別、世代、地域……、違いを受け入れられる文化のある社会こそが、本当に豊かなまちと言えるのではないでしょうか。その突破口のひとつとして、障害者芸術活動支援センター@宮城(愛称: SOUP)は、2014年から「まぜると世界が変わる」をコンセプトに、障害のある人たちの芸術文化活動を支援しています。
そのSOUPが2017年度より、身体表現のプログラム「舞台をつくるSOUP STAGE」をスタート。このプログラムでは振付家・ダンサーの磯島未来 による「身体で表現してみよう!」と、仙台で活動する美術家の 瀬尾夏美 と佐竹真紀子による「舞台美術をつくろう!」という2つのワークショップを重ねてきました。今回はそこで出会った人たちとともにひとつの舞台「SOUP STAGE『ミクストジャーニー』」をつくりあげます。
一人ひとりが持っている魅力やアイディアを持ち寄って生まれる、かつてない舞台となります。
「身体で表現してみよう!」レポート http://soup.ableart.org/news/000135.php
「ミクストジャーニー」稽古レポート http://soup.ableart.org/news/000146.php
構成・演出・振付: 磯島未来
八戸市出身、幼少よりモダンダンスを習う。上京後は「黒沢美香&ダンサーズ」として踊る傍ら、ダンスユニット「ピンク」メンバーとして国内外11都市でも作品を上演。2008年度文化庁在外研修員としてベルリンに2年滞在。帰国後、自身が構成・演出を担うグループ「未来.Co」 (ミライドットコ) を立ち上げ作品を上演。グループ活動の他、踊ってきたことのない人ともダンス作品を創り、不定期にソロも踊る。2013年から4年間仙台で過ごし、2017年に郷土芸能を追い掛け大船渡市へ移住。宮城教育大学非常勤講師。