「ポコラート全国公募展」は、2011年の開始以来、障害のある人、ない人を問わず、多種多様な背景を持つ作家たちが作品を発表・展示し、表現を通じて社会とつながる出発点となっています。第7回目となる今年は、応募総数1,414点(作品部門:1,383点/形にならない表現部門:31企画)の中から入選を果たした128点、6企画の展示・発表が行われます。特に今回は「みること」をテーマに、作品を素材・色・形・技法などあらゆる角度から楽しめる展示です。
また今回から新しい試みとして、「ワークショップ部門」を「形にならない表現部門」に名称を改め、再スタートします。「語り」「身体表現」「ライブパフォーマンス」「ものを作る」「ことばの表現」などさまざまな表現形式の応募から、会期中に入選6企画の紹介展示に加え、うち4企画をアーツ千代田 3331内で実施します。
ポコラートだからこそ出合える表現活動の数々をお楽しみいただけます。
【作品部門】
応募作品1,383点から選ばれた入選作品128点が展示されています。作家たちの自由で独創的でエネルギーに満ちあふれた作品がメインギャラリーを埋め尽くします。
審査員:
堀浩哉 (美術家、多摩美術大学名誉教授)
箭内道彦(クリエイティブディレクター、東京藝術大学美術学部デザイン科准教授)
藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
藤浩志 (美術家、秋田公立美術大学教授)
中村政人(アーティスト、東京藝術大学教授、アーツ千代田 3331統括ディレクター)
入選作品の中から、各審査員が1作品を選出する「審査員特別賞」、千代田区長による「千代田区長賞」、来場者投票による「オーディエンス賞」を選出します。会場投票は10月8日(日)まで。結果は10月9日(月・祝)にWEBサイトと会場にて発表します。賞の受賞者は、2018年に開催する受賞者グループ展に参加します。
【形にならない表現部門】
応募作品31企画の中から選ばれた入選作品6企画を紹介します。会期中、全入選作品の紹介展示に加え、下記の4企画が実施されます。
審査員:
大月ヒロ子(IDEA,INC.代表取締役)、堀浩哉、藤浩志、中村政人
『知ったかアート大学 アーツ千代田校』(企画者:佐藤悠)
開催日:10月9日(月・祝)14:00 – 16:00
定員:30名 参加費:各300円
『サウンドアート』(企画者:ふくろ)
開催日:9月23日(土)14:00 – 14:40(終了)
定員:20名 参加費:各300円
『踊るラッキーBOY 想真と「地球ハッピー体操」を踊ろう!みんなで優しいワクワクした地球を作りたい!』(企画者:想真)
開催日:9月24日(日)14:00 – 15:30(終了)
定員:20名 参加費:各300円
『“糸巻きワイヤー”ワークショップ』(企画者:西淡路希望の家ークリエイト班)
開催日:9月30日(土)13:30 – 15:30
定員:30名 参加費:各300円
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