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【メインイメージ写真】ノンバーバル演劇『フクローじいさんとベル子ちゃん』上演

(カテゴリー)イベント

(ニュースのタイトル)ノンバーバル演劇『フクローじいさんとベル子ちゃん』上演

(更新日)2024年11月15日

(この記事について)

言葉に頼らない演劇が大阪・高槻城公園芸術文化劇場で上演。12月5日(木)よりチケット申込開始。

本文

2025年2月16日(日)に、高槻城公園芸術文化劇場(大阪・高槻市)で、大阪府主催による舞台『フクローじいさんとベル子ちゃん』が上演されます。

作・演出は、俳優、演出家、脚本家など多方面で活躍する目次立樹。出演者に、ミックスエイブルダンスカンパニーMi-Mi-Biのメンバーで、東京2020パラリンピック開会式でパフォーマンスを披露した森田かずよ、そして今回、実験的アーティスト集団[Alphact]を主宰する大柴タクマが新たに迎えられ、心温まる世界に観客を誘います。

「いろんな理由で劇場に来られない人に届けたい」そんな想いからスタートされた本作。

お子様連れの家族や、障害のある人の観劇・劇場体験の場として、演出から公演の運営面に至るまで「演劇って楽しい」「また行ってみたい」そう思わせる雰囲気が作り出されています。2022年東京公演、2023年久留米公演に続く、大阪公演です。

わかりやすいストーリー

言葉に頼らず、動き、表情、仕草や音楽で、ゆかいで心温まる物語が紡がれています。0歳からでも観劇OK、障害の有無、国籍や年齢などに関係なく、どなたでも気軽に楽しめるノンバーバル(=言葉に頼らない)な演劇作品です。

鑑賞サポート

日本語字幕の投影、車いす席の設置、手話通訳の配置、上演中の照明を明るくするなど、障害の有無に関係なく一緒に楽しめる鑑賞サポートがご用意されています。

あらすじ

ケチでいじわるな「フクローじいさん」。
たっぷりためこんだ金貨を、たか~くつみあげるのがだいすき。
そんなおじいさんのもとに、花うりのおんなのこ「ベル子ちゃん」があらわれる。
まいどムチャクチャなやりかたでお花をうりつけるベル子ちゃんに、
おじいさんも…
「%#§¶Σ₤⇋Ψ◪∴θ❀〰〰〰〰〰〰〰〰っ!!!」
ばくはつすんぜん…⁉
「ことば」をつかわず、「おと」と「うごき」でえがく、こころあたたまるメルヘンチックコメディー!!

【写真】イラスト:倉持智行

イラスト:倉持智行

【写真】(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

【写真】(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

【写真】(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

【写真】(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

【写真】(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

(舞台写真)久留米公演(2023) 撮影:レンジピクチャー

【写真】左から森田珠美、森田かずよ、目次立樹(久留米公演・2023より)撮影:レンジピクチャー

左から森田珠美、森田かずよ、目次立樹(久留米公演・2023より)撮影:レンジピクチャー

演出家メッセージ

大阪のみなさんこんにちは。
おかげさまで本作の上演も、東京での初演(2022年)から数えて3度目になります。
ほんとにありがたいことです。
この作品は「いろんな理由で劇場に来られない人に届けたい」、そんな想いからスタートしました。
自分の町の劇場に、自分が観ることが出来ない作品ばかり並んでる…それは淋しいですよね。
どうにかならないものかと、ぐぐぐ~っと入り口を広げてみました。
そして生まれたのが…
全世代が楽しめる、動きだけでストーリーがわかる、上演時間が子どもに優しい、(お財布にも優しい!!)、本作です!!!
……風呂敷を広げすぎ?いや、そんなことはきっとないはず!
どうか心置きなく、作品と、劇場という空間を楽しんでください。

プロフィール

作・演出家

【写真】目次立樹

目次立樹

1985年生まれ。島根県出身。慶応義塾大学卒業後、劇団「ゴジゲン」の旗揚げに参加。東京と山陰を行き来しながら、俳優、演出家、脚本家、農家、ワークショップデザイナーとして幅広く活動している。NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」人形劇「ファンターネ!」の原案・脚本を手掛ける。脚本作品にto Rmansion「にんぎょひめ」「注文の多い料理店」、出演作品に舞台「Birdland」、NHK「ちむどんどん」、映画「くれなずめ」「アルプススタンドのはしの方」など。

キャスト

【写真】森田かずよ

森田かずよ(ベル子ちゃん役)

「二分脊椎症・側弯症」を持って生まれ、18歳より表現の世界へ。自らの身体の可能性を日々楽しく考えながら、ダンサー、俳優として活動。「Performance For All People. CONVEY」主宰。ヨコハマパラトリエンナーレ、国民文化祭、庭劇団ペニノ、アジア太平洋障害者芸術祭など国内外の多数の公演に出演し、メディア出演も多数。東京2020パラリンピック開会式出演。ダンスカンパニー「Mi-Mi-Bi」所属。現在、大阪大学人文学研究科人文学専攻博士課程在籍中。

【写真】大柴タクマ

大柴タクマ(フクローじいさん役)

第14回神戸新聞主催全国洋舞コンクール 男性シニア部 第1位。日本人男性として初めてフランス国立パリ・オペラ座バレエ団と契約し「イワン雷帝」に出演。その後、フランス国立ボルドー・オペラ座バレエ団にて多数の本公演、フランス内外のツアーに出演。2006年に帰国後、実験的アーティスト集団[Alphact]を設立。近年は別ジャンルのダンス公演、演劇、ミュージカルなど様々な舞台に出演し、舞台以外にも、ユニクロWebコンテンツ、サンスター、Zoff、新日本海フェリーのTVCMに出演するなど、多様な活動を展開している。

大阪府障がい者舞台芸術オープンカレッジとは

大阪府では、障害のある方の芸術・文化活動の更なる裾野拡大や芸術作品の創造、それらを支える人材の育成や環境づくり等を目的として、初心者も含め芸術・文化に興味がある方々に、ダンス・音楽・演劇などの芸術・文化を体験できる事業を実施しています。


インフォメーション

大阪府障がい者舞台芸術オープンカレッジ2024[鑑賞のコース]
「フクローじいさんとベル子ちゃん」

公演日:2025年2月16日(日)
開演時間:① 午前11時 / ② 午後1時30分 / ③ 午後3時30分 ※開場は開演の30分前
会場:高槻城公園芸術文化劇場(南館)サンユレックホール
作・演出: 目次立樹(ゴジゲン)
キャスト:森田かずよ、大柴タクマ
演奏:森田珠美

料金:無料・要事前申込(先着順)
鑑賞サポート:車いす席(スペースに限りがあります)、場内の明るさ(明るい)、イヤーマフ貸出(数に限りがあります)、手話通訳(舞台に向かって右、上演中の手話通訳はありません)、日本語字幕(舞台に向かって右スクリーンに表示)
申込開始:2024年12月5日(木)午前10時から
チケット申し込み・お問い合わせ:国際障害者交流センター ビッグ・アイ 「公演」係
電話:072-290-0962 (電話でのお問い合わせは、土日祝日を除く午前10時から午後5時)
ファックス:072-290-0972
*詳細は、チラシ又はビッグ・アイウェブサイトをご確認ください。
*全席自由席 *年齢制限なし(0歳から入場OK) *途中休憩なし・入退場自由
*上演時間約30分

主催:大阪府
共催:高槻市 公益財団法人高槻市文化スポーツ振興事業団
実施主体:国際障害者交流センター ビッグ・アイ
企画製作:株式会社momocan

公式ウェブサイト

会場

[高槻城公園芸術文化劇場(南館)サンユレックホール] 大阪府高槻市野見町6−8

高槻城公園芸術文化劇場(南館)サンユレックホール
大阪府高槻市野見町6−8