2004年6月、「ボーダレス」という言葉に思いを込めて開館された〈ボーダレス・アートミュージアムNO-MA〉(以下、NO-MA)。今年20年を迎え、NO-MAが出会った作家たちがどのようにすごしてきたのか、もう一度話を聞きたいという思いで本展が生まれました。20年の時を経て、作品の変遷、作家や家族たちの軌跡を「作品」と「写真」、「インタビュー」で振り返ります。
結局、表現衝動の謎はわからない。
けれども不可解だからこそ人は惹かれ続けるのだろう。(絵本作家・はたよしこ)
7人の作家たちの今と回想録
2010年開催の「アール・ブリュット・ジャポネ展」(パリ市立アル・サン・ピエール美術館)などに出展した7人の作家たちを、大西暢夫館長(以下、大西館長)とともにNO-MAスタッフが制作現場などを取材訪問。7人の作家の現在と過去にクローズアップし、20年の時を経た作家や家族たちの軌跡を、作品とともに大西館長の写真やインタビューで振り返ります。
作家たちの現在と過去が浮かびあがる
大西館長と取材に同行したNO-MAスタッフによるトークイベントや、作品の制作を体験できるワークショップなど、作家や作品の魅力、作品制作の背景など作家たちの現在と過去が浮かびあがるイベントが開催されます。
出展作家
伊藤喜彦、喜舎場盛也、佐々木早苗、西本政敏、戸來貴規、宮間英次郎、吉澤 健
展覧会関連イベント
常設ワークショップ
出展者・宮間英次郎さんの作品制作が体験できる常設ワークショップを開催します。廃材やオモチャなどを使って帽子を作ります。
トークイベント「作家たちの今と回想録」
大西館長と取材に同行したNO-MAスタッフが、作品を通して作家や家族たちの軌跡をたどり、感じたことなどを語ります。
日時:後編 2024年9月15日(日)午後2時から午後4時
※前編は終了しました
登壇者:大西暢夫(NO-MA館長)、NO-MAスタッフ
場所:酒游舘(近江八幡市仲屋町中6)
定員:各回30名 ※要申込