佐賀県は、障害のある人もない人も誰もが文化芸術を楽しむことができる社会の実現を目的として本展を開催しています。
障害のある方の創作活動は、いろいろな人やものと「関係」しながら行われており、「関係」が広がることでより充実した創作活動に繋がっていきます。佐賀県では、その「関係」がさらに広がっていくために障害者芸術文化活動普及支援事業を展開したり、展覧会を実施したりしています。その一環として実施する「関係するアート展」は、今年で3回目です。
今年も、県内をはじめ全国の福祉施設や個人作家のユニークで突き抜けた作品が80点展示されます。今年のテーマは「衝動」。衝動的に制作された作品や衝動的に身近な画材を用いた作品、長年同じテーマで創作活動をされている方の作品からそれぞれの「衝動」を感じてください。また、今年は本展覧会が初出展となる沖縄県在住の作家の作品も展示されます。
さらに今回は新たに、みんなで描く「壁画アートプロジェクト」にも取り組み、たくさんの方々と様々な角度から「関係」し、文化芸術を楽しむ場の創出にチャレンジします。
参加団体・作家
PICFA、GENIUS、SANC、やまなみ工房、工房集、たんぽぽの家、若竹福祉会、個人作家
関連イベント
オープニングセレモニー ※終了しました
開催日時:2023年8月24日(木)午前10時から午前11時
会場:佐賀県立博物館 3号展示室(展覧会会場内)
ライブペインティング
PICFAアーティストの笠原鉄平氏によるライブペイントを実施!
5mの巨大な作品はセレモニー終了後、数日間かけて完成させます。
壁画アートプロジェクト
日程:2023年8月26日(土)から8月30日(水)
時間:午前11時から午後4時(午後0時から午後1時を除く)
※予定より早く終了する可能性があります。
会場:古賀英語道場(佐賀市高木町3-10)
博物館の外へ飛び出して壁画を制作します。
皆さんで一緒に壁画アートを描きましょう!
※参加無料。事前申込み不要。
ギャラリートーク
開催日時:2023年9月24日(日)午後1時から午後2時30分
会場:佐賀県立博物館 3号展示室(展覧会会場内)
※参加無料。事前申込み不要。
パネリスト:
一般財団法人たんぽぽの家 理事長 播磨靖夫
佐賀城本丸歴史館 学芸員 秋山沙也子
医療法人清明会PICFA 施設長 原田啓之
ARTグッズ販売
会期中は、出展作家、施設のARTグッズを販売。
ポストカードやTシャツなどのとてもユニークな商品が並びます。
会場:博物館 2階回廊