クラフト工房LaMano(ラマノ)
1992年設立当初から、障害のある方々が「手しごと」を通じて生き生きと活動できる場として活動してきた〈クラフト工房 LaMano〉は、昨年30周年を迎えました。現在は町田市の小さな里山に佇む、築110年の古民家を利用した作業所で、藍染を中心とした手しごとが行われています。
主に障害のある人が通いながら働く「障害者就労継続支援B型施設」として運営され、年間延べ900人(コロナ禍前)もの地域ボランティアが訪れ、地域との交流も活発に行われています。
第56回夏の染織展
毎回500名以上の来場者を集め、大盛況となるこの染織展では、新商品を含む1000点以上の染織品(藍染・草木染・手織り・絞り・型染・刺繍)と作品が一同に展示・販売されます。特に、本展示会は、つくり手のメンバー、スタッフ、ファンの皆が待ち望んだ、コロナ禍以来初の、入場制限なし通常開催形式となります。
期間中は来場者特典や、最寄り駅からの送迎サービスなどもございます。詳細は、クラフト工房LaManoウェブサイトよりご確認ください。
施設長 高野賢二さんからのコメント
1992年に1名の実習生から始まったLaManoは、2022年に30年の節目を迎え、メンバーの数とともに、支えるスタッフもたくさん増え、さらには地域ボランティアの方々のご協力もいただき、LaManoは大きく成長しました。
そして今年は、待ちに待った染織展の通常開催です。来場される皆さまに、LaManoの手しごとが持つ魅力と小さな里山のような、自然豊かな場の二つの魅力を体感いただき、そのような環境の中でLaManoのメンバーが生み出す手しごと品を、広く知っていただければ幸いです。