ポコラート全国公募展vol.10
ポコラート全国公募は、作品の公募を通じて人と人、人と作品、異なる感性が出合うことで「人間」や「アート」について対話ができる場を目指し、活動されてきました。10回目に当たる本年は、全国各地より幅広い年齢の方々が応募され、602点もの作品が集まりました。
今回の「ポコラート全国公募展 vol.10」では、審査員による選考と10月に行われた来場者投票によって選ばれた作品が一堂に展示されます。
「作品部門」と「形にならない表現部門」の2つがあり、「作品部門」からは113点、「形にならない表現部門」からは、「ワークショップ」「身体表現」「ライブパフォーマンス」といった自由な表現6企画が入選しました。
本展では、さらに展示された入選作品の中から各審査員による【審査員特別賞】と、千代田区長による【千代田区長賞】、来場者投票による【オーディエンス賞】が選出されます。
2023年の初頭には賞の受賞者によるグループ展の開催が予定されています。
鑑賞ツアー
期間中、ポコラート担当スタッフによる対話型の鑑賞ツアーが開催されます。参加者同士で会話をしながら会場を巡り、初めての方にも分かりやすくその魅力が紹介されます。
※詳細はポコラート公式ホームページ、公式SNSをご確認ください。
ポコラート全国公募展 vol.10 審査員
<作品部門>
- O JUN(おーじゅん)/ 画家
- 日比野克彦(ひびのかつひこ)/ アーティスト、東京藝術大学学長
- 保坂健二郎(ほさかけんじろう)/ 滋賀県立美術館ディレクター(館長)
<形にならない表現部門>
- 大月ヒロ子(おおつきひろこ)/ 有限会社イデア代表取締役、ミュージアム・デュケーション・プランナー
- 西原 珉(にしはらみん)/ キュレーター、心理療法士
<作品部門、形にならない表現部門>
- 中村政人(なかむらまさと)/ アーティスト、東京藝術大学 教授、アーツ千代田 3331統括ディレクター
「ポコラート(POCORART)」とは
Place of “Core+Relation ART”、「障害の有無に関わらず人々が出会い、相互に影響し合う場」であり、その「場」を作っていく行為を示す名称で、アーツ千代田 3331 の立ち上げと同時に始まりました。アート作品やワークショップ企画の公募、福祉と美術を考えるトークイベントなどを全国に向けて発信し、作者や作者を支える多くの方々のメッセージを受け取り、表現・発表・評価環境の改善に取り組んでいます。