久遠チョコレートとは
久遠チョコレートのこだわりは、30カ国のカカオ100%のピュアなチョコレートづくり。代名詞ともいえるテリーヌは日本全国の食材をつかった季節・地域限定品もあわせると150種類以上に及びます。
約570人の従業員のうち6割は心や体に障害があり、ほかにも子育てや介護中、シングルペアレント、セクシュアルマイノリティ、引きこもりの悩みを抱えた若者など、多様な人たちが共に働いています。(2022年8月時点)
映画「チョコレートな人々」
映画『チョコレートな人々』は、人生とチョコレートにまつわる、甘くて、苦くて、カラフルなドキュメンタリーです。どんな人でも働きやすい環境、公正な賃金を得るため奮闘する人々の姿がそこにあります。福祉に関心のある人もない人も、チョコレートが好きな人もそうでない人も、日々工夫を重ねながら前を向いて進んでいく「チョコレートな人々」の生き様を感じることができます。
「温めれば、何度だって、やり直せる」夢のような力
私たちのチョコレート工場へようこそ!
愛知県豊橋市の街角にある「久遠チョコレート」。世界各地のカカオと、生産者の顔が見えるこだわりのフレーバー。品のよい甘さと彩り豊かなデザインで、たちまち多くのファンができました。その人気は日本中に広がり、いまではショップやラボなど全国に52の拠点を持ち、華やかなデパートのイベントの常連になっています。「久遠チョコレート」は、ほかのブランドとは一味違っています。代表の夏目浩次さんたちスタッフは、かれらが作るチョコレートのように、考え方がユニークでカラフル。心や体に障害がある人、シングルペアレントや不登校経験者、セクシュアルマイノリティなど多様な人たちが働きやすく、しっかり稼ぐことができる職場づくりを続けてきました。
はじまりは2003年、26歳の夏目さんが3人のスタッフとはじめた小さなパン屋さん。その後、いくつもの事業を展開してきた夏目さんですが、トップショコラティエの野口和男さんとの出会いが大きな転機になります。「チョコレートは失敗しても温めれば、作り直すことができる」。しかもチョコレートはアイディア次第で付加価値が高まる魔法の食材。多様な人々を受け入れる夢の扉が見えました。こうして、新しくて優しいチョコレートブランドの凸凹な物語がはじまりました。
劇場情報
2023年1月2日(月)より〔東京〕ポレポレ東中野、〔愛知〕名古屋シネマテーク、ユナイテッド・シネマ豊橋18、〔大阪〕第七藝術劇場、〔福岡〕KBCシネマ ほか全国順次公開
※本映画の上映は「UDCast」方式による視覚障害者用音声ガイド、聴覚障害者用日本語字幕に対応しています。
★一部の公開劇場では一部の上映回に日本語字幕付き上映も予定しています。
※最新の公開情報は、『チョコレートな人々』公式ホームページにて、ご覧ください。