ニュース
映画「チョコレートな人々」チラシ表面画像。カラフルなテリーヌチョコレートの断面が並べられている。

(カテゴリー)映画

(ニュースのタイトル)ドキュメンタリー映画『チョコレートな人々』

(更新日)2022年12月06日

(この記事について)

全国にショップを展開するチョコレートブランド「久遠チョコレート」。その19年の歩みを描いたドキュメンタリー映画が、202312日より全国順次公開されます。

本文

久遠チョコレートとは

久遠チョコレートのこだわりは、30カ国のカカオ100%のピュアなチョコレートづくり。代名詞ともいえるテリーヌは日本全国の食材をつかった季節・地域限定品もあわせると150種類以上に及びます。

570人の従業員のうち6割は心や体に障害があり、ほかにも子育てや介護中、シングルペアレント、セクシュアルマイノリティ、引きこもりの悩みを抱えた若者など、多様な人たちが共に働いています。(20228月時点)

久遠チョコレート店舗エントランスの画像。たくさんの人が入店している様子

(C)東海テレビ放送

赤、青、黄のエプロンを付けたスタッフ3人が並んでいる様子

(C)東海テレビ放送

並べられた焼き菓子とチョコレートの画像。カラフルなトッピングがされている。

(C)東海テレビ放送

真剣に一つ一つ、チョコレートを

(C)東海テレビ放送

抹茶味のテリーヌチョコレートの断面

(C)東海テレビ放送


映画「チョコレートな人々」

映画『チョコレートな人々』は、人生とチョコレートにまつわる、甘くて、苦くて、カラフルなドキュメンタリーです。どんな人でも働きやすい環境、公正な賃金を得るため奮闘する人々の姿がそこにあります。福祉に関心のある人もない人も、チョコレートが好きな人もそうでない人も、日々工夫を重ねながら前を向いて進んでいく「チョコレートな人々」の生き様を感じることができます。

「温めれば、何度だって、やり直せる」夢のような力
私たちのチョコレート工場へようこそ!

愛知県豊橋市の街角にある「久遠チョコレート」。世界各地のカカオと、生産者の顔が見えるこだわりのフレーバー。品のよい甘さと彩り豊かなデザインで、たちまち多くのファンができました。その人気は日本中に広がり、いまではショップやラボなど全国に52の拠点を持ち、華やかなデパートのイベントの常連になっています。「久遠チョコレート」は、ほかのブランドとは一味違っています。代表の夏目浩次さんたちスタッフは、かれらが作るチョコレートのように、考え方がユニークでカラフル。心や体に障害がある人、シングルペアレントや不登校経験者、セクシュアルマイノリティなど多様な人たちが働きやすく、しっかり稼ぐことができる職場づくりを続けてきました。

はじまりは2003年、26歳の夏目さんが3人のスタッフとはじめた小さなパン屋さん。その後、いくつもの事業を展開してきた夏目さんですが、トップショコラティエの野口和男さんとの出会いが大きな転機になります。「チョコレートは失敗しても温めれば、作り直すことができる」。しかもチョコレートはアイディア次第で付加価値が高まる魔法の食材。多様な人々を受け入れる夢の扉が見えました。こうして、新しくて優しいチョコレートブランドの凸凹な物語がはじまりました。

(埋め込みコンテンツについて) 映画『チョコレートな人々』予告編 (C)東海テレビ放送

劇場情報

2023年12日(月)より〔東京〕ポレポレ東中野、〔愛知〕名古屋シネマテーク、ユナイテッド・シネマ豊橋18、〔大阪〕第七藝術劇場、〔福岡〕KBCシネマ ほか全国順次公開

※本映画の上映は「UDCast」方式による視覚障害者用音声ガイド、聴覚障害者用日本語字幕に対応しています。
★一部の公開劇場では一部の上映回に日本語字幕付き上映も予定しています。
※最新の公開情報は、『チョコレートな人々』公式ホームページにて、ご覧ください。

スタッフがショップの前で並んで手を振っている画像

(C)東海テレビ放送


インフォメーション

ナレーション:宮本信子
プロデューサー:阿武野勝彦
音楽:本多俊之
音楽プロデューサー:岡田こずえ
撮影:中根芳樹、板谷達男
音声:横山勝
音響効果:久保田吉根、宿野祐
編集:奥田繁
監督:鈴木祐司
製作・配給:東海テレビ
配給協力:東風
2022年|日本|102分|(C)東海テレビ放送|

映画公式ホームページフェイスブックツイッターインスタグラム