ゲストスピーカー:
原田啓之(PICFA)、武田和恵(やまがたアートサポートセンターら・ら・ら)、滝沢達史(ホハル代表/アーティスト)、佐竹真紀子(美術家/一般社団法人NOOK)伊藤光栄(エイブル・アート・ジャパン東北事務局)、西翼(運動会協会理事、山口情報芸術センター[YCAM] キュレーター)、菅原直樹(Oibokkeshi)ほか
日程:2022年2月24日(木), 3月2日(水), 3月9日(水), 3月16日(水), 3月23日(水), 3月29日(火)
時間:18:30~20:00
開催:オンライン [YouTube配信]
参加費:各回500円 要申込
お申し込み方法:
下記のURLから必要事項を記入して参加費(各回500円)をお支払いください。ご入金を確認次第ご視聴に必要なURLをご案内いたします。
たんぽぽの家 STORE:https://tanpoponoye.stores.jp/
テーマ1「しごと」
2月24日(木)18:30~20:00
「福祉だからこそできること」
ゲスト:原田啓之(PICFA)
聞き手:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家)
企業や行政、大学など他分野と共同したプロジェクトを展開するPICFA。壁画の制作や宿泊施設への作品設置など、華やかにも見える活動の根底にあるのは、その場にいる人を軸に置くこと、そして福祉だからこそできることを大切にすることです。障害のある人と共に、どのようにプロジェクトを進め、さまざまな分野の人とつながりをつくることができているのか、原田さんに疑問をぶつけましょう。
3月9日(水)18:30~20:00
「つなぐ人を育てる」
ゲスト:武田和恵(やまがたアートサポートセンターら・ら・ら)
聞き手:坂野健一郎(NASC)
福祉施設がデザイナーやアーティストと共働する事例が増えています。他分野の人とつながることで、今までになかった仕事がうまれることがあります。そのときに必要なのは、異なる分野の人たちをつなぐコーディネーターの存在。「つなぐ」人であるコーディネーターはどういったことが求められるのでしょうか。東北で、福祉とアートをつなげてきた武田さんにお聞きします。
テーマ2「学び」
3月2日(水)18:30~20:00
「あそびとまなびを両立させる」
ゲスト:滝沢達史(ホハル代表/アーティスト)
聞き手:内山尚子(たんぽぽ相談支援センター)
障害のある人もない人も、大人も子どもも、ただ一緒にいられるような社会をつくることをめざす放課後等デイサービス「ホハル」。通ってくる子どもや、はたらくスタッフそれぞれが自分の意思をもって進むことを大切にしています。あそびとまなびを両立させる活動を実現させるには、どのような工夫や仕組みがあるのか、お聞きします。
3月16日(水) 18:30~20:00
「誰もが学び続けられる環境をつくる」
ゲスト:佐竹真紀子(美術家/一般社団法人NOOK)・伊藤光栄(エイブル・アート・ジャパン東北事務局)
聞き手:森下静香(Good Job! センター香芝)
障害のある人が学校を卒業したあとも学び続けることのできる環境づくりが注目されています。誰もが孤立せずに社会のなかで、自身の興味を知ったり学びを深めていったり、そうしたことを話せる仲間を必要としているのではないでしょうか。多様な学びができるワークショップや勉強会を企画運営しているSOUPの事例をお聞きし、生涯学習と表現活動、文化芸術の関係について話し合います。
テーマ3「コミュニケーション」
3月23日(水)18:30~20:00
「自分たちの手でつくる 未来の運動会」
ゲスト:西翼(運動会協会理事、山口情報芸術センター[YCAM] キュレーター)
聞き手:小林大祐(Good Job! センター香芝)
人が密集したり接触してはいけない、大きな声を出してはいけない……、いわゆる運動会を行うには今の社会状況は完全な逆風です。自分たちの手に入るものから運動会種目をみんなでつくってきた「未来の運動会」ではそんな状況も前提に組み込みながら、オンライン版の「未来の運動会」を開催しました。人が集うことや、ひとつの出来事を共有すること、そうした時の身体感覚やコミュニケーションのあり方は、どのように変化したのでしょうか。たんぽぽの家でのIoTやFABを活用した活動事例の紹介を交えながら、与えられた条件の中で創造性を発揮する取り組みから考えていきます。
3月29日(火)18:30~20:00
「老いや障害を捉えなおして共に楽しむ関係をつくる」
ゲスト:菅原直樹(Oibokkeshi)
聞き手:佐藤拓道(たんぽぽの家アートセンターHANA)
認知症の人の見ている世界を演劇体験として観客と共有するoibokkeshi。老いにともなう一見ネガティブに思えることも、視点をかえれば見え方が変わってくるのではないでしょうか。ここでは、たんぽぽの家での障害のある人との演劇創作についての報告も交えながら、演劇を通した関わりから、そうしたことをひろく発信・発表していくときに心がけることなどもお聞きします。