品川の街に暮らす様々な地域住民の協力を得ながら、障害のある人たちがありのままの自分を安心して表せる日常を支える役割を担う施設〈ぐるっぽ〉で、「街」をテーマにした展覧会が開催されます。
本展では、都市や景観がテーマの絵画や造形物、街との独自の関わり方が現れる写真やオブジェを展示。生活圏である街並みの変化を絶えず記録し続ける人、現実と想像が織り交ざった街を鳥のような目線で描き上げる人、かつて幾度となく立ち会った風景を想起し鮮やかな色彩で表現する人、街のコンビニなどのコピー機を駆使して自身の顔とそのとき気に入ったものを毎日写し取る人…。「街」というモチーフやそれとの独自の関わりが如何に創造の源泉となるかを体験できるでしょう。
【出展作家】
上村空、齋藤勝利、筒井貴希、藤井将吾、井口直人、辻勇二、吉澤健、旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会、なりきり!撮影クラブ(熊谷敏江、堀あおい、元吉淳)
【関連プログラム】
①公開ワークショップ
2019年から〈ぐるっぽ〉で様々なジャンルのアーティストたちと協働してきた表現ワークショップの一部を、成果発表も兼ねて公開します。
午前の部:創作紙芝居をつくろう!
紙芝居師の林加奈さんと日々絵を描き、そこに物語をつけて創り上げた不思議な紙芝居「品川さんぽ物語」を披露。
- 日時:2022年3月5日(土)11:00-11:45
- 会場:ぐるっぽ 地下1階多目的室1(ホール)
- 5名(要予約)
午後の部:体を奏でよう!
体奏家の新井英夫さんとダンサーの板坂記代子さんと行ってきたダンスと音楽の狭間から身体を解きほぐします。
- 日時;2022年3月5日(土)13:45-15:00(途中10分休憩あり)
- 会場:ぐるっぽ 地下1階多目的室1(ホール)
- 5名(要予約)
②展示「愛成会品川プロジェクト日々の記録」
2019年より〈ぐるっぽ〉で日々を過ごしたメンバーの活動の様子を展示するコーナー。利用者とワークショップを通じて交流してきた写真家の加藤甫の撮り下ろし写真とスタッフが撮影した写真も一部展示されます。
- 会期:2022年2月24日(木)〜3月6日(日)*2月28日(月)休館
- 会場:ぐるっぽ1階フロア各所
③ディレクターによるギャラリートーク
展示されている作品を見ながら作品背景などについてお話します。
- 日時:2022年2月26日(土)14:00-14:45
- 会場:ぐるっぽ1階多目的室2(展示室)
- 定員:15名(要予約)
申し込み方法
本ページ最下部の問い合わせ先に以下の項目を明記の上、お申し込みください。
- 参加プログラム名
- 代表者の氏名(ふりがな)
- 参加人数
- 緊急ご連絡先(電話番号)
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