「音で観るダンスのワークインプログレス」は、視覚に障害のある⼈に⾳で視覚情報を補助する「音声ガイド」から着想したテキストを⽤いて、視覚障害者と晴眼者が共にダンスを鑑賞することでダンスの多様な「見方」を共有するプロジェクトです。2017年から3年間、KAAT神奈川芸術劇場の主催で、ソロダンスとともに実施されました。今回はその発展版として、ダンサーに康本雅子と鈴木美奈子を迎え、サウンドにアーティストの荒木優光、テキストに文筆家の五所純子が加わり、音と言葉の両面からダンスに迫ります。
ダンサー2人の関係性や、触れることの多様なあり方を問い、目の見える人は見えるまま、見えない人は見えないまま、それぞれの視点を持ち寄ることで、どのように作品のイメージを多面的に造形できるか試みます。
【キャスト・スタッフ】
振付・出演:康本雅子
出演:鈴木美奈子
サウンド:荒木優光
テキスト:五所純子
サウンドテクニカル:甲田 徹
制作:加藤奈紬
企画・プロデュース:田中みゆき