関西でアート活動が盛んなことで有名なアトリエコーナス(大阪市)、片山工房(神戸市)、たんぽぽの家アートセンターHANA(奈良市)で制作する表現者たちの作品を紹介する展覧会が開催されます。
3つの施設は、全国各地、海外の展覧会でも注目される作家を生みだしていますが、いずれも特別な指導者がいるわけでも、カリキュラムがあるわけでもありません。人格と個性がまるごと認められる信頼感から、魅力的な作品が生み出されています。絵を描かずおしゃべりして帰ってもOK。施設を掛け持ちしてもOK。可能性は、その人らしさのなかから深まり、広がっていくという考え方があるからです。
大胆な表現も、繊細な表現もあり、色彩や描き方、素材など一様ではないことに驚かされます。その多様な表現を見ていくと、障害者芸術の固定したイメージが変わる人もいるのではないでしょうか。
【関連イベント】
ゲスト・トーク
①2021年2月14日(日)14:00-15:00
- 講師:白岩高子(アトリエコーナス 代表理事)、笠松彩菜(アートスタッフ)
②2021年2月21日(日)13:30-14:30
- 講師:吉永朋希(たんぽぽの家アートセンターHANA アートディレクター)
③2021年2月21日(日)14:40-15:40
- 講師:川本尚美、榎宣雅、久保遥(片山工房 アートスタッフ)
- 会場:徳島県立近代美術館 展覧会会場
- 参加無料
- 手話通訳・要約筆記有り
- 椅子席は、電話・ファックス・メールでお申込(先着順)
- 要約筆記をご希望の方は、2週間前までにお問い合わせ。
*ゲストトークの開催形式については変更となる場合がありますので
学芸員による展示解説
- 2021年2月11日(木・祝)14:00-14:45
- 講師:森芳功(学芸員)
- 会場:徳島県立近代美術館 展覧会会場
- 参加無料
- 申込不要
- 手話通訳有り
- 要約筆記をご希望の方は、2週間前までにお問い合わせ。