障害の有無や年齢、性別、民族の違いに関わらず、誰もが参加できるアート・ワークショップなどを企画・運営するミューズ・カンパニーが、この1月に東京都内で開催される、ダンス・造形・音楽の3つのワークショップの参加者を募集しています。
響-Kyoと踊ろう ダンス・ワークショップ
「Integrated Dance Company響-kyo-」のダンサーと共に、障害のある方、ない方それぞれ異なる身体の動きや特性を活かしながらダンスをつくっていくワークショップ。ダンスの型やステップにとらわれず、自由に身体と遊んでみるコミュニケーション・ダンス。お互いの特徴を活かしながらダンスを創ることを体験できます。障害のある方々とのダンス活動のファシリテーションを学びたい方、また、身体の新しい表現の可能性を模索している方々にとっても何かをつかむことのできるワークショップです。
ワークショップ後に、ダンスのショーイングを行います。
- 日時:2021年1月23日(土)
11:00-13:00 指導者およびファシリテーションに興味のある大人
14:00-15:30 障害のある人との合同レッスン
15:30-15:50 ショーイング
16:00-16:30 振り返り
- 会場:都内(お申し込みの方にご連絡)
- 対象・定員:ダンスに興味のある大人、及び指導者 午前午後通し参加10名/障害のある方、午前もしくは午後のみ参加5名
- 参加費 (1日) :午前・午後通し3,500円/午前もしくは午後のみ2,500円/障害のある方1,000円
- 講師:河下亜紀
大阪体育大学卒業。1993~98年ケイ・タケイ’sムービングアース・オリエントスフィアでダンサーとして活動。2000年コミュニティ・アーティスト養成コース修了。障害者、指導者向けWS活動を行う。「ダウン症の方のためのエクササイズとダンス遊び(指導者向け)」DVD共作。
ショーイング観覧
- 日時:2021年1月23日(土)15:30-15:50
- 会場:都内(お申し込みの方にご連絡)
- 定員:10名
- 入場料:500円(会員無料)
多様性を育む絵画&造形ワークショップ
1.絵画ワークショップ PAINTING
幼児から小学生、障害のある人達、絵画に興味のある大人達がいっしょに作品づくりを行います。従来の写実的手法ではなく、絵筆の他にローラーや竹べら、スポンジ、木型など他のさまざまな道具を使うことで生まれてくる面白いマチエールや型にとらわれない抽象的な新しい表現を創り出します。
- 日時:2021年1月16日(土)13:30-15:30
- 会場:北区文化芸術活動拠点 ココキタ3-D
2.造形ワークショップ CLAY ART
視覚に障害のある方々も含め、さまざまな障害のある人達と共に新しい造形の可能性を探るワークショップ。主に粘土を使った造形活動で、粘土を切ったり、重ねたり、とがった道具で突いたりしながら、触覚を生かしたさまざまな作品制作を行います。
- 日時:2021年1月17日(日)13:30-15:30
- 会場:北区文化芸術活動拠点 ココキタ3-D
- 参加費(材料費込み)
絵画、造形どちらかに参加の場合:5,000円/障害のある人は2,500円
絵画、造形とも参加の場合:9,000円/障害のある人は4,000円 - 対象・定員:絵画・造形に興味のある大人、障害のある人、ない人合わせて10名程度
- 講師:西村陽平
1947年京都市生まれ。1973年東京教育大学教育学部芸術学科卒業。1975年から1998年まで千葉県立千葉盲学校で図工を担当。視覚障害の子どもたちに造形指導を行うとともに、自らも造形作家として活動。1977年には、日本陶芸展において外務大臣賞受賞。2018年3月まで日本女子大学児童学科教授。現在、日本女子大学名誉教授・美術家。
障害をもつ人たちと行うインクルーシブ・ミュージック・ワークショップ
―学校では教えてくれない音楽のワークショップ
ミュージシャンの大友良英さんによる音楽のワークショップ。「楽器の演奏経験がなくても、譜面が読めなくても、老若男女だれでも1時間もあればアンサンブルが組めるようになります。基本はプロの現場でやっている様々なプロデュースやアレンジと何も変わりません。ただ、ちょっと考え方の変更が必要です。音楽の先生であれば、必ず役に立つはず。」
まずは音楽に向かう考え方から入って、実際に楽器を演奏してアンサブルを組むところまでを学びます。新たな視点を得ることで、誰もが楽しめる音楽づくりを楽しみませんか? 3人のミュージシャンも参加します。
- 日時:2021年1月30日(土)、31日(日)2日間
11:00-13:00 指導者、音楽に興味のある大人向けワークショップ
14:00-15:30 障害のある人達(6歳以上)と午前の参加者と合同
15:45-16:30 指導者向け振り返り(2日目は16:45-17:15) - 会場:都内(お申し込みの方にご連絡)
- 対象・定員:音楽に興味のある大人、及び指導者 午前午後通し参加25名/午前のみ参加5名/障害のある方、午後のみ参加5名
- 参加費(2日間):午前、午後通し16,000円、午前のみ9,000円/障害のある人 3,000円
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講師:大友良英
1959年横浜生まれ。十代を福島市で過ごす。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽をつくり続け、映画音楽家としても100を超える映像作品を手がける。近年は「アンサンブルズ」の名のもと様々な人達とのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障害のある子ども達を含む一般参加型のプロジェクトにも力をいれている。2011年から継続しているプロジェクトFUKUSHIMA!は芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門受賞、2017年札幌国際芸術祭芸術監督、NHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」や大河ドラマ「いだてん」の音楽も担当、幅広い活動を展開中。 -
演奏家:高良久美子(perc.) 鈴木広志(sax) 木村仁哉(tuba)
パフォーマンス
2日間のワークショップの成果をご紹介します。
- 日時:2021年1月31日(日)16:00-16:30
- 会場:都内(お申し込みの方にご連絡)
- 定員:15名
- 入場料:500円(会員無料)
各ワークショップのお申し込み方法は、こちらをご覧ください。
*定員に達し次第、参加申し込みを締め切ります。