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(カテゴリー)展覧会

(ニュースのタイトル)東京・21_21 DESIGN SIGHTで「トランスレーションズ展『わかりあえなさ』をわかりあおう」開催中

(更新日)2020年12月17日

(この記事について)
文字による言語に限らず、視覚、聴覚、身体表現など、様々な方法を用いて「翻訳」のあり方について考える。

本文

「トランスレーションズ展『わかりあえなさ』をわかりあおう」は、情報学研究者のドミニク・チェンの「翻訳はコミュニケーションのデザインである」という考えに基づき、「翻訳」を「互いに異なる背景をもつ『わかりあえない』もの同士が意思疎通を図るためのプロセス」と捉え、その可能性を多角的にいて紹介する企画展です。

「翻訳」を介したコミュニケーションは、文字による言語だけではなく、視覚、聴覚といった感覚や身体表現などを用いて、送り手と受け手をつなぐ「架け橋」の役割を担っています。その過程で生まれる解釈や変換、表現は、デザインやアートにも共通します。

本展では、AI による自動翻訳を用いた体験型の展示や、複数の言語を母国語とするクレオール話者による映像、手話やジェスチャーといった豊かな身体表現、人と動物そして微生物とのコミュニケーションに至るまで、さまざまな「翻訳」のあり方を提示する作品を紹介します。

伊藤亜紗(東京工業大学)+林 阿希子(NTT サービスエボリューション研究所)+渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)「見えないスポーツ図鑑」

島影圭佑「OTON GLASS」(出展作品「FabBiotope」にて展示)

Ferment Media Research「NukaBot v3.0」

【参加作家】
市原えつこ、伊藤亜紗(東京工業大学)+林 阿希子(NTT サービスエボリューション研究所)+ 渡邊淳司(NTT コミュニケーション科学基礎研究所)、Google Creative Lab +Studio TheGreenEyl +ドミニク・チェン、エラ・フランシス・サンダース、島影圭佑、清水淳子+鈴木悠平、Takram、長岡造形大学、永田康祐、noiz、長谷川 愛、シュペラ・ピートリッチ、Ferment Media Research、タニア&ケン・フィンレイソン+  Google Gboard team、本多達也、やんツー、ペイイン・リン、ティム・ローマス+萩原俊矢、 和田夏実+signed +筧 康明

Google Creative Lab +Studio TheGreenEyl +ドミニク・チェン「ファウンド・イン・トランスレーション」
撮影:木奥惠三

エラ・フランシス・サンダース 「翻訳できない世界のことば」
撮影:木奥惠三


インフォメーション

「トランスレーションズ展『わかりあえなさ』をわかりあおう」

  • 会期:2020年10月16日(金)〜2021年3月7日(日)
  • 休館日:火曜日、年末年始(12月26日〜1月3日)
    *2月23日は開館
  • 開館時間:平日11:00-18:30、土日祝10:00-18:30(最終入場18:00)
  • 入場料:一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
  • 会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)

*事前予約なしで入場できます。
 

  • 主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
  • 後援:文化庁、経済産業省、港区教育委員会
  • 助成:オランダ王国大使館
  • 特別協賛:三井不動産株式会社
  • 協力:大日本印刷株式会社

  • 展覧会ディレクター:ドミニク・チェン
  • 企画協力:塚田有那
  • 会場構成:noiz
  • グラフィックデザイン:祖父江 慎+ 藤井 瑶(cozfish)
  • 21_21 DESIGN SIGHT ディレクター:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
  • アソシエイトディレクター:川上典李子
  • プログラム・オフィサー:西田麻海江

お問い合せ: 21_21 DESIGN SIGHT

会場

[21_21 DESIGN SIGHT] 日本、〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7−6

21_21 DESIGN SIGHT
日本、〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7−6