「ザワメキアート」は2016年から始まった長野県に住む障害のある人を対象とした作品公募です。この公募の大きな特徴として1次審査通過者の元へ実行委員会がお伺いして、本人及び支援者へ聞取り調査をし、何故この作品が生まれるのかを丁寧に取材します。その取材結果を元に各担当者が2次審査会で審査員へ向けプレゼンテーションし、審査員が入選者20名を選びます。
第3回目となる今回のザワメキアート展には長野県内から162名の応募がありました。実行委員は1次審査を通過した60名について、2次審査の前に手分けをして、作者と作品を取材しに県内各地を回り、作品の実物に触れ、その作品の背景にあるモノガタリを拾い集めました。それをもとに20名の方の作品が選出され、展示されます。
【関連イベント】
「アートとケアの交差する“ザワメク”表現と行為について–ザワメキアート展2018を終えて–」
日時:2月22日(金)18:00〜19:30
講師:中津川浩章(美術家)
定員:30名程度(当日受付・先着順)
参加費:無料
ワークショップ「ザワメキペインティング!」
日時:2月23日(土)13:00〜14:00
定員:10名程度(当日受付・先着順)
参加費:500円