井村ももかいむら ももか
やまなみ工房に通い、決まった道具と材料を用意した作業机に向かう。つくるのは、好きな色の布にボタンを縫い付け、その布を重ねて、最後に大きな卵のような形に丸めたオブジェ。できあがると、頭の上に乗せたり、撫でたりしてオブジェを愛でるという。
やまなみ工房に通い、決まった道具と材料を用意した作業机に向かう。つくるのは、好きな色の布にボタンを縫い付け、その布を重ねて、最後に大きな卵のような形に丸めたオブジェ。できあがると、頭の上に乗せたり、撫でたりしてオブジェを愛でるという。
愛、それは自分を取り戻し、夢中になり、他人を慈しみ、祈り、つくりあげるもの。この時代、いちばん必要とされているのは、「愛」ではないでしょうか。LOVE LOVE LOVE LOVE 展は、そんな「愛」がテーマの展覧会。感覚に従い、トライアンドエラーを経て、それぞれの表現にたどり着いた作品たち。それらを通して、愛と創作の深いつながりをひもといていきます。今回は、開催1年前のプレイベントとして、考え中・準備中のあれこれを、まるごとシェアします。トークイベントやワークショップ、作品展示など、もりだくさん。来年の展覧会に向けて、みんなで楽しく愛をもみもみしましょう。
2020年の出展作家から、16組の作品を展示。作家の公開制作や、子どもから大人まで、誰でも参加できるワークショップも開催します。
作家やクリエイターなど幅広い分野からゲストを迎え、トークイベントやワークショップを開催。ここで生まれたアイデアやヒントを、来夏の展覧会へつないでいきます。
さまざまな人がアートに出会う機会をつくるアクセス·アート·プログラム。アクセシビリティの検証、スクール事業、ボランティアとの協働など、来年に向けた活動の今を全公開!?
LOVE LOVE LOVE LOVE 展のメインビジュアルのハートは何でできてる?今回新たに制作した体験展示で、自分の体を使った、オリジナルのハートづくりにチャレンジ!
本能と創造性が爆発する、山形県にある“超”児童館「キッズドームソライ」が東京に初出張!さまざまな素材や道具を使って自由にものづくりができるワークショップを、3日間通して行います。つくった作品は全て持ちかえれます。
時間: 10:00–18:30(最終日は16:30まで)
参加方法: 無料、事前申し込みなし
キッズドームソライ
遊びを通して生きるチカラを育む児童遊戯施設として2018年11月、山形県鶴岡市にオープン。
大型遊具のある「アソビバ」と、工作やアート体験ができる「ツクルバ」を自由に行き来して遊べます。対象は0歳~小学6年生。
また、アーティストによるスペシャルワークショップも開催します(事前申し込み制)。詳細・申し込みは以下リンクよりご覧ください。
7月14日(日)占部史人「航海図を描こう!」
7月15日(月・祝)西尾美也 工夫して着る服「くふぅく」
出展作家のうち数名は、共同のアトリエで制作を行っています。公開制作では、工房集(埼玉県)や、やまなみ工房(滋賀県)、るんびにい美術館(岩手県)で活動している作家たちが、ふだんアトリエで取り組んでいるように作品を制作します。
撮影:間部百合
1984年に開設したみぬま福祉会が、2002年に開かれた場所づくりを目指し、「集(しゅう)」と名付けられたこの工房には、ギャラリーやアトリエ、カフェ、ショップ、庭などがあり、作家だけではなく建築家やキュレーターらとも協働して活動を行っている。近隣にある同法人の工房を含め、作家たちは絵画や織り、木工、写真、書、紙粘土、ステンドグラスなど多岐に渡る表現方法を追求している。公開制作には、納田裕加さんが参加。
7月16日(火) 13:00-14:30
作家やクリエイターなど幅広い分野からゲストを迎え、トークイベントやワークショップを開催。ここで生まれたアイデアやヒントを、来夏の展覧会へつないでいきます。(特記なき場合の定員は100名です。)
7月14日(日) | 7月15日(月·祝) | 7月16日(火) |
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障害や国籍などにかかわらず、あらゆる人が展覧会を楽しめる環境を整えるとともに、展覧会へのさまざまな関わりの場をつくり、「展覧会」と「人」をつなぎます。
この「つなぎ手」となるのは、約200名のボランティアスタッフです。会場案内のほか、鑑賞プログラムや出張ワークショップなど、多くの人がアートを通じて学び、交流する機会を支えます。ボランティアスタッフ自身が学ぶ機会として、研修や専門家によるレクチャーなども予定しています。
プレイベントでは、来夏に向けた取り組みを紹介、ボランティアスタッフの募集を開始するほか、活動について気軽に相談ができる窓口を開設します。
アクセス・アート・プログラムに関連するオープンミーティングも開催します(事前申し込み制)。詳細・申し込みは以下リンクよりご覧ください。
7月15日(月・祝)あなたと展覧会をつなぐ橋アクセス・アート・プログラムって何だろう?
7月16日(火)アクセス・アート・プログラムのミライ!ここ東京から考える。
LOVE LOVE LOVE LOVE 展のメインビジュアルのハートは何でできてる?今回新たに制作した体験展示で、自分の体を使った、オリジナルのハートづくりにチャレンジ!
東京ミッドタウン・ホールA
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イーストB1F
都営大江戸線「六本木駅」8番出口より直結
東京メトロ日比谷線「六本木駅」より地下通路直結
※東京メトロ日比谷線から東京ミッドタウンまでの地下通路に、エレベーターはありません。エレベーターをご利用の方には、都営大江戸線を推奨します。
Tokyo Midtown Hall A
Midtown East B1F, Akasaka 9-7-2, Minato-ku, Tokyo 107-0052
Direct Connection to Exit 8 of Roppongi Station on the Toei Oedo Line.
Underground passageway is directly connected to Roppongi Station on the Tokyo Metro Hibiya Line.
都営大江戸線 編
都営大江戸線「六本木駅」8番出口を出ます。改札を出てからミッドタウン・ホールA までは徒歩約3分です。
改札を出たら15メートルほど直進します。「TOKYO MIDTOWN」と書かれた自動扉を通り、ミッドタウンの中に入ります。
さらに10メートルほど直進し、左手奥にあるエスカレーターを上ります。
※エレベーターは、②の自動扉を通ってすぐを左折、10メートルほど直進した角を右折、さらに10メートルほど直進した角を右折するとあります。B1階に上がってください。
エスカレーターを利用した方は、15メートルほど直進し、「アンティコカフェ アルアビス」がある角を右折します。
※エレベーターを利用した方は、左折し、5メートルほど先を右折します。15メートルほど直進し、「アンティコカフェ アルアビス」がある角を右折します。
70メートルほど直進すると、左手にユニクロがあります。その向かい側が、会場の入り口です。
東京メトロ日比谷線 編
「六本木駅」の六本木交差点方面改札を出て、右折します。改札を出てからミッドタウン・ホールAまでは徒歩約6分です。
突き当たりを右折、2回エスカレーターを下ります(途中、踊り場あり)。
エスカレーターを下りて左に進み、エスカレーターを上ります。
道なりに100メートルほど緩やかな上り坂を直進し(動く歩道あり)、突き当たりを左折、短い階段を上ります。
70メートルほど直進し、「アンティコカフェ アルアビス」がある角を右折します。
70メートルほど直進すると、左手にユニクロがあります。その向かい側が、会場の入り口です。
会場案内スタッフあり
補助犬同伴可
触れる作品あり
筆談ボードあり
手話通訳あり(ステージイベントのみ。文字通訳もあり)
会場内撮影可(フラッシュの使用・動画撮影はご遠慮ください)
多目的トイレあり
(オストメイト対応・介護用シート設置トイレは会場外)
以下は、会場外(東京ミッドタウン内)でご案内ができます。
駐車場あり(会場外)
コインロッカーあり(会場外)
授乳室あり(会場外)
救護スペースあり(会場外)
車椅子、ベビーカーの貸出あり(会場外)
その他、お気軽にお問合わせください。
誰もが参加できるインクルーシブな社会の実現を目指し、日本財団は障害者に関わる事業に多角的に取り組んでいます。そのひとつである「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS(ニッポンザイダンダイバーシティ・イン・ジ・アーツ)」は、アートを通して多様性の意義と価値を広く伝え、越境を導くため、多くの人々が参加者となり、新たな担い手や企てが生まれるよう、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に続く未来に向けて展開するプロジェクトです。
LOVE LOVE LOVE LOVE 展は、2020年夏、東京オリンピック・パラリンピックの開催時期にあわせて、お台場の船の科学館(東京国際クルーズターミナル駅)を会場に、約2ヵ月にわたり開催する大規模な展覧会です。国内外から、およそ40組の障害のあるアーティストと現代美術のアーティストを迎え、ドローイング、オブジェ、アニメーション、パフォーマンス映像や体験型の作品など、ジャンルを超えたさまざまな表現からなる1500点以上の作品を紹介するほか、多彩なプログラムを展開します。今回のプレイベントでは、ボランティアスタッフの募集も開始。開催までの1年間、これから出会う多くの方々とともに、展覧会をつくり上げていきます。1年後の夏にご期待ください。
LOVE LOVE LOVE LOVE 展
期間: 2020年7月上旬〜2020年9月中旬(予定)
時間: 11:00〜18:00(予定)
入場料: 無料
会場: お台場 船の科学館
東京オリンピック・パラリンピック開催時期にあわせてお台場で開催!
出展アーティストは国内外から約40組を予定
作品点数約1500点
会場は船の科学館。展示面積はおよそ2,800平米
船の科学館会場内にとどまらず、屋外にも作品を展示予定
公式ウェブサイトやSNSでは、
LOVE LOVE LOVE LOVE 展までの最新情報やニュース、
展覧会の見どころなどを随時発信していきます。
日本財団 DIVERSITY IN THE ARTSに関する展示情報・
ウェブサイトの更新その他さまざまなニュースをお届けします。
ぜひご登録ください。
主催: 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS
監修・キュレーション: 小澤慶介(一般社団法人アートト)
会場構成: アトリエ・ワン
展覧会グラフィック: 岡本 健、宮野 祐(岡本健デザイン事務所)
ラーニング企画・運営: NPO法人 エイブル・アート・ジャパン
展覧会エディトリアル: 柴原聡子
展覧会ウェブサイト: 萩原俊矢、井山桂一(GRANDBASE Inc.)、三浦早織
インタラクション作品: 奥田透也(株式会社昭和機電)、萩原俊矢、小島準矢(DSCL Inc.)
映像制作: 丸尾隆一
本展の内容は予告なしに変更される場合があります。
Information may change without notice.